最近年のせいかストレスのせいか…
25歳頃から気になっていた白髪が増えてきたように感じます。
私も30歳となり白髪が生えていてもおかしくない年齢ではあるんですが、最近では後頭部や前髪の目立つところにも生えてきて本当悩ましいばかりです。
かといって、ドイツの美容院に行く気にはなれません。
ドイツの美容院にまだ行ったことがないので分かりませんが、
といった理由からドイツの美容院に行くことを懸念しています。
髪が長いため一時帰国の際に切りに行くことでこれまで我慢していましたが、さすがに白髪は我慢が出来ません。
ということで自分で毛染めすることにしました!
当記事では、自然カラー剤として有名な「ヘナ」を使った白髪染めについて紹介しています。もちろんヘアカラーとしても使えるので、ヘナを使った毛染めに興味がある方は最後まで目を通してみて下さい♪
髪を傷めない!海外でも出来るヘナカラー
ヘナとは?
ヘナとは、インドなどの亜熱帯地域で多く生えているミソハギ科シコウカ(指甲花)を粉末にしたもの(以下、ヘナの葉と略して書いていきます)で、髪や肌の染料材として使われているようです。
ヘナはよくインドなどで肌に塗られてるコレ↓ですね。
ヘナは天然成分で出来ているので、市販の毛染めと違って髪が痛むことはありません。
ただ、ヘナは植物ですのでアレルギーが出来る人もいますし、女性であれば生理中や妊娠前期は使用を控える必要があります。
ヘナの効果
頭皮の洗浄作用によりフケ・痒みを抑え、健康な状態にしてくれます。
また、コーティング効果があるため、ハリ・ツヤ・コシが出ます(ねこっ毛の方はハリが出る太さになり、ツヤが出ます)。
初めてヘナで染めると髪の毛がきしむ感覚があるようですが、2回目以降にハリ・ツヤ・コシの効果が出てくることが多いようです。私もこれまで2回ヘナで染めましたが、2回目に染めた時は「天使の輪」が出来ました。
注意点
1.同じヘナでも、ナチュラルヘナとケミカルヘナがある
- ナチュラルヘナ:100%天然の植物から作られたヘナで、収穫場所や時期によって発色が変わる。使えば使うほど発色しやすくなる。天然植物なので、鮮度のいいものを選ぶ必要がある。純粋なヘナを使用するとオレンジ色に発色されるため、インディゴと呼ばれる同じヘナの葉を混ぜて黒や茶色に発色させることが多い。
- ケミカルヘナ:発色を安定し鮮度を保たせるため、酸化染料やピクラミン酸ナトリウム等の天然成分ではないものが含まれている。名前の通りケミカルなので、髪の毛に優しいものではないといえるでしょう。
2.アレルギー反応が出る人もいる
ヘナにアレルギーが出る人もいるようです。そのため、事前にパッチテストでアレルギーがないかどうか確認することをおすすめします。
ヘナのパッチテストは24時間以降にアレルギー反応が出ることが多いため、最低48時間必要と言われています。
パッチテストは簡単で、少量のヘナの粉を50度のお湯で解き、耳の後ろ側の目立たないところにある肌にヘナを塗布し、絆創膏などでヘナが落ちないようカバーするだけです。
3.生理中・妊娠前期のヘナの使用を避ける
生理中や妊娠前期はホルモンバランスの乱れや貧血などから、体質が弱っている場合があります。
アレルギーがない場合でも、何が起きるか分からないので出来るだけ生理中や妊娠前期の毛染めは避けた方がいいといえるでしょう。
染め手順
- ノンシリコンシャンプーで洗髪&タオルドライ(トリートメント不使用+髪は濡れた状態)
- ハケなどで顔まわり、生え際、分け目から先に塗っていく
- 毛先まで全体に塗り、揉み込む
- 毛先を頭の上でまとめる
- シャワーキャップをかぶり、更にタオルを巻く
- 2~3時間たまにヘアドライヤーで温めながら放置(インディゴ含む場合は2時間まで)
- ヘナをしっかり洗い流す(シャンプー・トリートメントは使用しない)
- 通常通り髪の毛を乾かす(オイル系洗い流さないトリートメントOK)
試してみてどうだった?
使用感
私が使用したヘナカラーは、「Khadi(カーディ)」というドイツのヘナカラー剤です。
1回目は黒色、2回目は明るい茶色で染めました。
やはり1回目の毛染めでは髪の毛がきしむ感覚がありました。しかし、2回目ではきしむ感覚はなくなり、ハリ・コシが出て、天使の輪が出来るほどツヤも出ました。
2回とも変わらないことは、染めた後は藻のようなにおいが強いこと。
匂いがどうしても我慢できない人は向いてないかもしれません。ヘナを定着させるためにも染めてから24時間はシャンプーしない方がいいと言われており、髪が鼻の近くに来れば藻のにおいに耐える必要があります。
しかし海や海鮮物のにおいに慣れている私は、藻のにおいはするもののそこまで苦痛ではありません。ドイツ人である旦那はやはり臭いと言っています(笑)
あとは細目の髪の毛が少し太くなった気がするのと、髪が少しストレートになった気がします。
日本人のように地毛が黒色の場合、明るい茶色で染めても白髪部分が明るい茶色に染まるだけで、黒色だったところはあまり変わりませんでした。
▼Khadiを使ったヘナカラーのビフォーアフターについて:

メリット・デメリット
- メリット
- 髪が傷まないので何回でも染められる
- 染める度に髪の毛が綺麗になっていく
- ヘナの量を自分で決められるので部分染めにも最高
- 髪にハリ・ツヤが出るようになった
- デメリット
- 初めのうちはシャンプーする度に藻っぽいにおいがする
- 毛染め後のヘナを流すのが面倒くさい
- 通常の毛染めより待ち時間が長い
- 少し高め
- 色持ちがケミカル品より短め(2日置きシャンプーで2~3週間くらい)
ヘナカラー後の変化
メリットのところにも少し書きましたが、2回目以降、髪の毛の調子がとてもいいです。
ハリ・ツヤが出て、頭上部には天使の輪が出来ました。
また、髪の毛1本1本が太くなったような気がします。そのためか、髪の毛が以前よりストレートになったような感覚もあります。
▼詳細は下の記事を参照下さい

どこで買える?
私のようにドイツ在住の方であれば、Khadiのホームページから注文するといいでしょう。
ドイツ以外の国にお住まいの方は、アマゾンを利用されるといいでしょう。
私が使用したカラーは、「黒(Schwarz)」と「明るい茶色(Hellbraun)」です。
白髪が多めの方であれば、「ナッツブラウン(Nussbraun)」か「アッシュブラウン(Aschbraun)
」がおすすめです。
黒髪の地毛から染める場合、白髪部分が茶色、地毛部分は自然な黒になります。自然な出来上がりになるので黒より少し茶色が入っている方がいいかと思います。
私は髪の毛を明るめにしたいと思い、「明るい茶色(Hellbraun)」にしました。Khadiの明るい茶色を使ったレビューは次の記事で書いてます。
まとめ
ドイツで髪の毛を染めるのは、経験がないと抵抗がありますよね。
ドイツ語が話せない人であれば美容院に行くのも不安ですし、かといって市販のケミカル品で髪の毛が傷んでしまうのも嫌ですし。
また、ドイツならではの悩みかもしれませんが、水が硬水の地域もあって髪の毛が更に乾燥しやすいんですよね。でも私はヘナを使ってから、髪の調子がとてもよくなりました!何よりハリとツヤが出たのが嬉しかったです。
それに、ドイツの気候を利用して、夏の暑い時期を除いては2~3日置きにシャンプーするようにしています。そのため、通常より色持ちが長持ちするのかもしれません。
次の記事は、私が実際に使用したKhadiのレビューです。
ビフォーアフターの写真も載せていますので、よければ見て下さい♪
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