ドイツの大学に行きたい方におすすめドイツ語試験 TestDaF とは?

TestDaFとは?

 
TestDaFとは、ドイツ語能力を証明するための語学能力試験で、就職活動時だけでなく、ドイツの大学応募時に必要なドイツ語能力証明書として有効な試験です。

ドイツ国内の大学で有効で、主にB2~C1のレベルが対象。
TestDaFでのレベル分けはTDN3~5となっており、数字が大きいほどドイツ語レベルも高いとされています。(詳細は以下参照)

  • TDN3:ドイツ語レベルB2
  • TDN4:ドイツ語レベルC1-1
  • TDN5:ドイツ語レベルC1-2

大学によってはTDN3(B2)でもいいというところもありますが、ほとんどの大学でTDN4以上を求めらています。

 
TestDaFとよく比べられているのがDSHという試験で、DSHはドイツでしか受験できない試験です。
私はDSHを受けたことがないので詳しい内容はお伝えできませんが、TestDaFとDSHの違いを調べてみたので下にまとめてみました。

おすすめのTestDaFテキスト:


Ubungs- und Testbuch + 2 Audio-CDs


Fit fur den TestDaF: Pack – Ubungsbuch, Losungsheft & 2 CDs by Frauke van der Werff Johannes Gerbes(2005-02-11)

TestDaFとDSHの違い

TestDaF

 
TestDaFはドイツ国内にある指定された語学学校で受験することが出来ます。
年に5~6回実施されているため受験のチャンスも多く、試験内容はどこで受けても同じものなので試験対策がしやすいのが特徴です。

また、日本でも一部の大学で受験が可能なようです。ただ試験チャンスの多さとしては、やはりドイツ国内になるでしょう。試験日は1日のみ。

受験料は実施される年度によって異なるかもしれませんが、私が受験した際は195ユーロでした。

DSH

 
DSHはドイツの各大学が独自で行っているドイツ語能力試験になります。
そのため、試験の構成や難易度が受験する大学によって異なるので試験対策が難しいと言われています。更に、大学によれば他の大学で受験したDSHの結果を認めないというところもあるようなので、入学したい大学で受ける必要性があるように感じます。

DSHでも同様B2~C1のレベル分けとなっています。(以下参照)

  • DSH1:ドイツ語レベルB2
  • DSH2:ドイツ語レベルC1-1
  • DSH3:ドイツ語レベルC1-2

TestDaF同様、DSH2(C1-1)以上のレベルを求める大学が多いようです。

受験機会はTestDaFに比べ少なく、ドイツ国内でしか受験できません。また、試験は2日に分けられており、読解・聴解・筆記に合格した人のみ違う日に開催される口頭試験を受けられるようです。

受験料は80ユーロ前後と安め。DSH準備コースもあるので、試験対策は準備コースでカバーするということになりそうです。

TestDaFとDSHではどちらが難しい?

 
難しさは人によって異なるので、どちらが難しいかと断定することが出来ません。

どちらを受験するかで迷った時は、以下の点で判断するといいと思います。

  • 口頭試験:コンピューターに向かって話すタイプ(TestDaF)か、試験管がいるタイプ(DSH)か
  • 受験料:受験料が安いのはDSH
  • 受験チャンス:TestDaFの方が受験開催数が多い
  • 就職を考えている:TestDaFがおすすめ
  • 準備コースを考えていない:TestDaFがおすすめ

DSHは大学によってかなり簡単なところもあれば難しいところもあるようなので、簡単にTestDaFと比べることが出来ないんですね。

ただ調べた中での印象では、大学入学希望してる人の多くはDSHを受験している人が多いように感じました。

 
それでは、本記事のメインであるTestDaFの試験内容を下記にまとめました。

 
学生ビザ・語学学校ビザを取得する際に必要な閉鎖口座の開設方法:

ドイツで閉鎖口座(Sperrkonto)を作るならオンラインのExpatrioがおすすめ!

TestDaFってどんな試験?

 
TestDaFでは、他のドイツ語試験同様、読解・聴解・筆記・口頭試験の4部門に分かれています。

基本他のドイツ語試験とあまり変わらない構成ですが、口頭試験だけが少し変わっています
TestDaFでは試験管や試験パートナーと話すということはなく、コンピューターもしくは録音機に向かって自分が一方的に話し、自分の音声を録音するという形式の試験になります。そのため、時間制限が厳しく言い直しができません。

ただ聞かれる内容は試験によって変わるものの、構成はいつ受けても同じものとなるのである程度フレーズを丸暗記できますし、一人でも練習が可能です。

では詳しく試験の構成を見ていきましょう。

読解(Leseverstehen)

 
大きく分けて3種類の設問があります。

  1. 組み合わせ問題10問(B2レベル)
  2. 長文問題10問:3つの選択肢から答えを選ぶ(B2~C1レベル)
  3. 長文問題10問:Ja/Nein/Text sagt dazu nichtsから選ぶ(C1レベル)

回答時間は60分です。
時間配分の目安としては、設問1に10分。設問2&3がそれぞれ20分です。

試験問題が進む度に難易度が上がります。初めの方で時間を使い過ぎると、設問3で時間がなくなってしまうので気を付けたいところです。

聴解(Hörverstehen)

 
こちらも大きく分けて3種類の設問があります。

  1. 書き取り問題8問:聞き取り1回のみ(B2レベル)
  2. マルバツ問題10問:聞き取り1回のみ(B2~C1レベル)
  3. 書き取り問題7問:聞き取り2回(C1レベル)

設問1&2は1回しか聞くことが出来ないので、集中して聞き取る必要があります。そのため聞き取る前にテーマの把握と質問内容の理解が大切です。

2回聞ける設問3ですが、内容が難しいものとなっているため2回でも難しい時もあります。

設問3まで全て聞き取った後に10分回答シートに記入する時間が与えられるので、設問1や2が終わって焦って移す必要がありません。ただし忘れないように問題シートにメモは必ず残しましょう。

筆記(schriftliche Prüfung)

 
大きな設問が1つのみで、制限時間は60分です。

左側に今回のテーマに関連した内容が3~8行くらいの文章があり、右側にグラフもしくは表および課題が書かれています。
この筆記では、グラフを読み取り、長所・短所を考え、自分の意見を述べるという流れになります。普段からグラフ等の読み取りに慣れていない人は数回練習してから試験に挑んで下さい。

グラフ等を読み取り、構成を考え、まとめて書かないといけないのでかなり時間的に厳しいです。事前の準備でどれくらい時間がかかるか体験するかしないかでかなり変わってきます。

口頭(mündliche Prüfung)

 
コンピューターもしくは録音レコーダーに向かって一人で話すタイプになります。TELCやDSH、ゲーテ等と違い人対人の対面式ではないのがTestDaFの特徴です。

時間は合計35分
初めに試験の流れの説明が約5分あり、7つの設問合計で30分程です。設問によって制限時間は異なります。

主な設問の特徴を下にまとめました。

  1. 設問1:電話のやり取り(回答時間30分)
  2. 設問2:友達に自分の故郷のあるテーマついて話す(回答時間1分)
  3. 設問3:グラフの説明(回答時間1.5分)
  4. 設問4:あるテーマについて長所・短所を述べる(回答時間2分)
  5. 設問5:2つの選択肢から長所・短所を挙げ自分の意見を述べる(回答時間1.5分)
  6. 設問6:グラフを分析し、原因と今後の傾向について述べる(回答時間2分)
  7. 設問7:友達にアドバイスをする(回答時間1.5分)

設問1~3・7がB2レベル、その他4~6がC1レベルだと言われています。
感覚としても、設問4・6が特に難しいように感じます。

録音形式のため言い直しがきかず、思っている以上に30秒・1分は一瞬で終わります。
試験中時計を見る暇もないので、事前に何度も練習し、時間の感覚を身に付けましょう。

まとめ

 
今回の記事では、主にTestDaFについて書きました。
私も実際にTestDaFを受けましたが、「TELC C1 Hochschule」に比べたら簡単な感覚があります。

語学学校によってはTestDaFの準備コースを提供しているところもあるので、一人で試験対策できない場合はそういったコースに参加してみるのもいいかもしれません。

私は準備コースには参加せず、テキストを用意して自分で対策しました。
また試験対策についての記事も書きたいと思っていますので、これからTestDaFを受けられる方はよければ参考にしてみて下さい。

関連記事

学生ビザ・語学学校ビザを取得する際に必要な閉鎖口座の開設:

ドイツで閉鎖口座(Sperrkonto)を作るならオンラインのExpatrioがおすすめ!

海外送金するならTransferwise

海外送金するなら安心・手数料格安のTransferwiseがおすすめ!紹介特典あり!

それでは、ご覧いただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください