【TestDaF】C1レベルを目指せる筆記試験(schriftliche Prüfung)の書き方。文章構成の強化!

ドイツの大学・大学院へ入学したい、もしくは、ドイツ語能力試験を受けたいという方へ。

「ドイツ語力証明のためにTestDaFを受けてみたいけど、筆記試験が難しそう。そもそもどうやって書き始めたらいいのか分からない。」

そんな方のために、TestDaFの筆記試験で使える文章構成と試験時のアドバイスをメインに記事をまとめてみました。

 
本記事では、下記の内容を解説します。

C1レベルを目指せる筆記試験(schriftliche Prüfung)の書き方


 
まずはTestDaFがどんな試験なのか確認してください。

ドイツの大学に行きたい方におすすめドイツ語試験 TestDaF とは?

次に、TestDaFの試験全体の試験対策を把握してください。

【TestDaF】準備コースに参加しなくても出来る!私がしたTestDaF試験対策紹介します

 
TestDaFの試験全体を把握出来たら、部分的な勉強法について勉強していきましょう。何度も書いていますが、本記事は3つ目の部門にあたる筆記試験について紹介しています。

TestDaFの筆記試験では、何より構成が大切です。
そのため、練習なしに試験に臨むといくらドイツ語力が高い人でも高得点を取るのは難しいです。

 
本記事の信頼性

私は2020年2月に実施されたTestDaFを受け、筆記試験部門でC1レベル(TDN4)を取れました。
あらゆるテキストやネットを活用し、これまで実際に受験して来た人の情報を元に効果的なところだけまとめています。実際の試験にも記事内の文章構成を使用し、私がTestDaFの試験の中で一番自信がある部分です。

筆記試験問題の特徴を知る(問題のパターン)

 
筆記試験問題はいくつかパターンがありますが、グラフとテーマが変わるだけで問題形式はほぼ変わりません。
以下、参考のために試験練習問題を1つ画像で貼っておきます。

(クリックすると別ウィンドウで画像を拡大できます。)

TestDaF 試験問題サンプル

※上記問題はTestDaF対策テキストに掲載されていたものを切り抜いたものです。

 
グラフは、円グラフ・棒グラフ・折れ線グラフ・帯グラフなどの種類から1つもしくは2つ出題されます。また、グラフではなく表の場合もあります。グラフと一緒に絵が載っている場合があるので、その絵が何かを表している可能性もあります。

先程、問題形式はほぼ変わらないと言いましたが、出題パターンが2つあります。詳しくは下記、「9つの構成④Überleitung meiner Meinung(意見のとっかかり)」の説明欄で紹介していますので参考にどうぞ。

私が使用したテキストは下記7冊。どれも購入する価値あり。

9つの文章構成(全ての問題に対応)

 
筆記試験の回答は9つの構成にするといいです。
以下、日本語とドイツ語で構成を書いていますので書き方の参考としてお使いください。

9つの構成
    TestDaF 筆記試験記入時間 合計【60分】

    時間配分目安【20分】

  1. Einleitung(導入)
  2. Überleitung der Grafik(グラフのとっかかり)
  3. Grafikbeschreibung(グラフの記述)
  4.  
    時間配分目安【40分】

  5. Überleitung meiner Meinung(意見のとっかかり)
  6. Meinungswiedergabe(意見表明)
  7. Vor- und Nachteile(長所と短所)
  8. Meine Meinung(自分の意見)
  9. Situation in meinem Heimatland(故郷の状況)
  10. Schluss(末尾)

 
①~⑨の各項目を少し詳しく掘り下げてみたいと思います。

① Einleitung(導入)

試験問題の左側に3~6行程で書かれている文章を簡単にまとめ、あなたの文章のスタートを切り出すところです。この部分は2~3行程度、長くて5行で充分です。

② Überleitung der Grafik(グラフのとっかかり)

出題されているグラフの情報を主に書きます。
グラフのタイトル・グラフの種類・グラフの発行元&発行年・データの種類(%や絶対数など)などのグラフに関する情報を書きます。何がどう変化したのか、もしくは、どんなグラフなのか、一行くらいでまとめたものを記入できると尚いいですね。こちらは8行くらいで充分。

③ Grafikbeschreibung(グラフの記述)

グラフを見て気付いたことについて書きます。
細かく書く必要はないですが、特に目立つ(グラフの数字に大きな変化がある)数字がある年代・場所・物や、変化の理由となりそうな数字があるところをまとめて説明します。一番多いのは、数が一番高い(多い)ところと一番低い(少ない)ところに着目することです。全構成の中でも2番目に長い文章になるところです。長々と説明するのもいけませんが、読み手がグラフを見なくてもイメージできるような綺麗な説明と簡潔にまとめることが大切です。

ここまでを20分以下で書けるといいですね。あくまでも目安なのでオーバーしても大丈夫ですが、後半部分に時間が少なくなるのでご注意を!

MIZUKI

④ Überleitung meiner Meinung(意見のとっかかり))

出題されたテーマに関して2つの意見が書かれているパターンの試験問題があります(パターン1)。その場合は、どんな2つの意見があるのか自分の言葉で説明します。書き写しをすると点数に加算されなくなるので、違う単語で言い換えるなどしましょう。
また、2つの意見がなく、どんな処置が考えられるか自分で考え、その処置に対する長所・短所を答えた上で自分の意見を述べるというパターンまれにもあります(パターン2)。その場合は自分で考えた処置を2~3点程書き、構成5以降でその処置に対する考えなどをまとめます。

⑤ Meinungswiedergabe(意見表明))

ここでは自分が、上記構成4の考えについて賛成なのか反対なのかを書きます。迷った場合は、「どちらもいい意見なので一つに絞るのは難しい」という感じ文で流れを作ってもいいです。私は常に後者の、迷った場合の時のセリフを使っています。

⑥ Vor- und Nachteile(長所と短所)

ここでは構成④であげられた意見や処置に対する長所と短所を記入します。もしあなたが意見に賛成の(長所が多い)場合、短所から書き始めると流れがきれいになります。逆に反対の(短所が多いと感じる)場合は、長所から初め短所が後に来るように書くと書きやすいです。なぜ長所・短所なのかそれぞれ理由も付けられると高得点につながります。尚、ここが全構成の中で最も長くなる部分です。

⑦ Meine Meinung(自分の意見)

長所と短所を述べた上で、自分の意見をはっきり伝えます。どちらの意見、もしくは、どの処置に賛成(反対)なのかを決心した理由とともに簡潔に書きます。構成6の長所と短所のところである程度理由を記入しているはずですから長々と書く必要はなく、最終の自分の意見とその理由だけでOK。

⑧ Situation in meinem Heimatland(故郷の状況)

自分の故郷ではどういったシチュエーションなのか、または、どんな処置があるのかなど3行程でまとめます。

⑩ Schluss(末尾)

締めの言葉です。終わり方は「最後に~ということが言えます・言いたいです。」などのような文章で終わります。もちろん違う言い回しでも大丈夫ですが、綺麗な締めにすることが望ましいです。

 
上記の構成を意識しながら、いくつかの練習問題をこなしましょう!

まとめ

 
TestDaFの筆記試験で使える文章の構成方法についてまとめました。

もちろん他の構成でも高い点数を稼ぐことは可能ですし、本記事の構成を用いたとしても綺麗な文章の流れが出来ない場合は高得点は目指せません。
そのため、試験までに数回練習しておくことが大切です。私は試験までに複数の問題を10回解き、構成や使えるフレーズが覚えられるまで書きまくりました。しっかり時間の測定をすることも大切です。

私が使用したテキストをこちらの記事で紹介しています。

【TestDaF】準備コースに参加しなくても出来る!私がしたTestDaF試験対策紹介します

 
これからTestDaFを受けたいと思っている方に少しでも参考になったのではないでしょうか。C1レベル目指して頑張って下さい!
 

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