映画【パッドマン(Pad Man)】を観て – 海外の生理用品も紹介 –

映画「パッドマン(Pad Man)」を観ました。

Netflixで観たのですが、音声がヒンディー語のみで字幕に日本語がなかったのでドイツ語で観ました。

日本語で見るのとあまり変わらないと思いますが、翻訳が違うところがあるかもしれず、私の理解も日本語と異なっている可能性もあります。
しかしドイツ語でもとりあえず全て理解は出来ましたので、映画のレビューを今日は書いていきたいと思います。

この映画を観て、純粋に何かをやり通し、最後まで諦めないことの大切さを学びました。

また、主人公は英語が話せないんです。でも映画の最後の方では、完璧ではないけれど一生懸命英語を話しアメリカ人に思いを伝えられていたのです。

今日はこの映画のレビューと、映画に関連してヨーロッパの生理用品を紹介していきたいと思います。

 

映画「パッドマン」の概要

 
2018年に公開されたインドの映画で、発明好きの主人公「ラクシュミカント(ラクシュミ)」は妻ガヤトリが汚れた布を生理処理のために使い回していることを知り、薬局で生理用ナプキンを購入するが当時のインドでは生理用ナプキンはとても高額なもののため断られる。

村の医師から「不衛生な布で生理処理をしていると不妊や死に至ることもある」と聞かされ、薬局のものが高いのであれば安く自分で作ろうと生理用ナプキンの開発に取り組む。

しかし、インドで生理は「穢れ(けがれ)」とされており、生理に関わるものは口にすら出せない環境。
主人公ラクシュミは愛する妻のために何度も開発に取り組み、その度妻に恥をかかせ、終いには妻は実家へ引き戻され、ラクシュミは村を出る。

インドールという違う街にたどり着き、生理用ナプキンの開発に本格的に取り組む。
町で奇跡的に初めてのお客さんとなる女性パリーの協力のもと、デリーで行われる投資コンペに参加。

新聞に載るなど成功をおさめるものの、受賞した内容が生理用ナプキンだったため村の人からの反応は悪く、生理は穢れているという言い伝えのせいで何度も壁にぶちあたる。

 
しかし、ついに・・?そして彼の恋の行方は・・・?

レビュー

 
実はこの映画の予告を観た時は、なんかつまらなさそうな映画だな~って思っていました。生理用ナプキン開発して「あ~難し~。でもなんか出来た!」で終わるのかなと思っていました。ごめんなさい。

 
確かに難しい状況から完成し・・・って感じではあるんですが、この映画はそれだけではありませんでした。

まずインドの生理に対する考え方や文化などを映画を通して知ることができました。

日本でも「生理」と声に出すのは恥ずかしいと思われているところもありますが、穢れているとまでは思われていません。公で口に出したからといって追放される訳でもありません。

インドでは特に男性が口に出すとおかしい人だと人々から避けられますし、男性は生理に関わってはいけないというような風潮があるように感じました。

 
そのため、生理が穢れているという人々の考え方を変えるのは、宗教を変えるのと同じくらい難しいことだと思います。

生理用ナプキンくらい快く使えばいいじゃん。

って簡単に思うのが日本人。だって私達には当たり前のことだから。

 
こういった文化の違いや、それを踏まえた上で男性と女性という異性の違いの問題もあり、主人公ラクシュミは本当に勇気がある人間だと思いました。

誰だって恥なんてかきたくない。

成功するかどうかなんても分からない。

お金よりもただ妻や家族、女性のためを思って真剣に取り組んでいるラクシュミの姿勢にとても勇気を与えられました。

恥をかきたくない。新しいことに踏み出すのは怖い。人に嫌われたくない。

多くの人が思うことだと思います。
常識を覆して自分の信念に向かって取り組んでいく、彼の姿勢や考え方はこれからの社会の中でもそういう人のみが成功していくんだろうなと思いました。

 
また、映画の最後でラクシュミは英語が話せるようになっています。

まだまだ完璧ではありません。知らない単語もたくさんありますが、伝えようと真剣になっている姿勢が感じられました。

彼が英語を話せるようになったのは、インドールで出会ったパリーのおかげであると思います。

また、インドでは手に入らない素材を海外から仕入れるため、英語の必要性も彼の中でしみじみと感じとっていたのだと思います。

パリーが読んでいた英語の本を読んだり、生理用ナプキンの開発を進める中で語学の勉強も同時にしていたのですね。

 
映画の最後、私の英語はどうなのだろう?と考えました。

私の英語もまだまだ完璧ではなく、分からない単語の量もたくさんあります。

英語を話す時は知っている単語を使って一生懸命話していますが、伝えたいのに伝えられないと思うことがまだまだあり、その度に何て自分はバカなんだって思うこともありました。

でも、完璧に伝えることよりも、思いを伝えようという姿勢の方が大切なのだとこの映画を通して考えることが出来るようになりました。

 
私も彼を見習い、失敗したとしてもくじけずにただ前だけを向いて頑張っていこうと思うようになりました。



ヨーロッパの生理用品

 
映画が生理用品に関わる内容だったので、おまけにヨーロッパの生理用品を紹介したいと思います。

ヨーロッパの特にドイツでの内容となりますが、ドイツでは「生理用ナプキン」と「タンポン」、「月経カップ」の3種類が売られています。

ナプキンとタンポンについては日本にも売っていますし、皆さんご存知だと思います。

日本においては生理用ナプキンが主流のため、タンポンの種類も少ないです。

 
ドイツの場合タンポンが主流で、最近では月経カップも流行ってきているようです。

月経カップとはどんなものなのかと言うと、下の写真のような柔らかいゴムでできたものを膣内に装着し、生理の血をカップ内に貯めておくようなものです。

 

 
慣れるまでは装着が難しいようなのですが、一番衛生的なのだそうです。

下記、3つの生理用品の違いをまとめてみました。

生理用ナプキン
  • 一番簡単に付けられ、羽あり・羽なしと種類がある。
  • 取替えが必要で、使い捨てのためゴミが頻繁に出る。
  • 吸収量は最下位。
  • 衛生的には3つの中では最下位
タンポン
  • 挿入に抵抗感がある人もおり、装着している違和感を感じる場合もある。
  • 取替えが必要で、使い捨てのためゴミが出る。
  • 吸収量はナプキンよりも良い。
  • ナプキンよりは衛生的。
月経カップ
  • 挿入に抵抗感がある。装着している感はあまりないようで自然。
  • 経血の量によってカップの大きさも選べ、3つの中で一番長く装着してられる。
  • 一番衛生的に良いが、消毒が必要。

 
月経カップは日本ではまだ売られていない?ようなのですが、ドイツではドラッグストアで普通に売られています。

日本でドラッグストアで買えない場合、ネットで購入することが可能ですよ~!

 
タンポンと同様、月経カップの装着に慣れるまでは抵抗感があったり、手を汚してしまったりと大変なようですが、衛生的にもよく繰り返し使用することができるので環境にもいいようです。

繰り返し使えるので、長期的に見たら月経カップの方が節約できますしね♪

最後に

 
この映画を通して、男性にも女性の「生理」に対する理解が深まるのではないかなと思います。

生理というのは女性のみが経験するもので、毎月の面倒さやしんどさは男性には理解出来ないでしょう。

でも辛さは分からなくても、大変なんだろうなと思ってくれたり、配慮してくれるだけでも全く違います。

生理用ナプキンを作れとまで言いませんので、主人公のラクシュミのように生理の大変さを理解し女性を大切にしようという姿勢のある男性が増える社会になっていくといいなと思います。

男女問わず、おすすめしたい映画の1つでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください