前回の記事では、ドイツの夏がどれくらい暑いのかまとめました。
その中で、コストをかけずに夏を快適に過ごせるグッズとして簡単に冷風機(Luftkühler)について触れました。
前回の記事

当記事では、
クーラーを買う程お金はないし、でも夏でも家で快適に過ごしたいという方のために、コスパ最高な小型の冷房機を紹介します!
クーラーでもなく扇風機でもない、冷たい空気を送る「Luftkühler(発音:ルフトキューラー)」というものを紹介します。日本語で言うと「冷風機」というところでしょうか。
空気を冷たくする扇風機 Luftkühlerのレビュー
INFRAY Air Conditioner
私が購入したのは「INFRAY」のLuftkühler(冷風機)まずはスペックを紹介します! 🙂
- 大きさ:約13cm✖14cm✖25cm
- 重さ:1.2kg
- タンクの容量:320ml
- 消費電力:18w
- 電源:コンセント(Cタイプ)
- 機能:
- タイマー(2・4・6時間)
- 風の強さ:3段階
- 首振り90°
- 水蒸気ON・OFF
- 水&氷対応
水蒸気ON・OFFボタンがあるので、OFFにしてしまえば扇風機として使用可能!
※ただ通常の扇風機よりもかなりファンが小さいため風圧は扇風機より弱いです。
また、水だけじゃなく氷も入れていいので、更に空気を冷やしてくれます。
机の上・足元・寝室・キッチン(料理中)・ソファ横などに置いておくだけで体感温度を下げてくれます。
ただ部屋全体は涼しくなりません。
詳しくは下記「使用した感想」及び「メリット・デメリット」の欄をご参照ください。
扇風機は、室内の空気をただ送るだけ。なので室内の温度が下がることはないです。風が当たるので涼しく感じるかもしれませんが、クーラーのように本当の涼しさは感じられません。
冷風機は、水蒸気を排出するため空気を冷やし、冷風機の周りの温度を少し下げてくれます。そのため、体感的にも扇風機に比べ涼しく感じます。水蒸気ON時の冷風に当たっていると、クーラーが付いた部屋にいる感覚になります。これは扇風機では感じられません。小型だと部分的、大型だと部屋全体。
MIZUKI
使用した感想
想像していたより機械がコンパクトで、想像以上に送風が冷たかった!
扇風機だと強い風で無理矢理体を冷やしてるって感じですが、このLuftkühlerは風が扇風機に比べて強くないのに体が冷える。
クーラーみたいに空気が冷たいって本当に思えます。これは扇風機には無いところ。
風があまり強くないので、逆に風が作業の邪魔をしない。そしてクーラーのように体が芯からキンキンに冷えるということがないところが冷風機の最大のメリットだと私は感じています。
しかも水蒸気をONにしていると、加湿してくれるので乾燥した空気もいい感じに!
冬は加湿器としても使えるので、ある意味一年中使えるグッズだと言えますね(^^)/
小さな冷風機ですので、部屋全体を涼しくしようとするとやはり難しいです。
このLuftkühlerは3段階風の強さを選べますが、最大にしても1.5m先くらいまでしか風が届かないので、やはりデスク等の部分的に使うようになると思います。
それでは気になる質問に答えていきます(^^)/
MIZUKI
日中であれば気にならない程度です。寝る時などのシーンとしている時であれば、もしかしたら気になる方もいらっしゃるかもしれません。
私は寝る前に4時間のタイマーを設定して寝ますが、初日は騒音が気になりましたが翌日からはあまり気にならず、むしろ涼しくなって寝つきがよくなりました。
MIZUKI
特に風呂上りの火照った体に、扇風機で風を当てても体の芯から冷えることはまずないけれど、この冷風機ならクーラーに近いので冷えやすいです。ただ、水蒸気がOFFになっていたり、風が当たらないと涼しくならないため、常に自分に向けておく必要があります。
MIZUKI
なので水蒸気をOFFにしているとただの扇風機、しかもファンが普通の扇風機より小さいため風が弱いです。なのであくまでも常に水蒸気機能をONにしておくことが前提となるでしょう。
なお、長時間付けているとミストが出てくる部分が少し濡れる場合があり、たまに風圧でその水が飛ぶことがあります。でもちょっと水滴感じたかな~って感じくらいの微小でしかないので、あまり気になる部分ではありません。
MIZUKI
デザインもとてもシンプル&大人っぽいので、装飾としても良いと思います。また、冷風機を付けている際は青色のランプがついていますが、他社製品と比べてもランプの発光量が少ないため、寝る時に置いていても明かりによる眠りの妨げはありません。
※他社製品で、水の入ってる容器全体に7色に色が変わるランプがついてるものがありますが、仕事中や寝る時に使いたいという方はそういった商品は買わない方がいいです。変色で気分転換できるかもしれませんが、本来の作業に集中できなくなります。
MIZUKI
全体的に部屋を涼しくするなら、クーラーかもっとサイズの大きい冷風機を選ばれるといいでしょう。
クーラーは最低でも2万円以上するものが多いですが、サイズの大きいLuftkühlerであれば1万前後出せば手に入ります。
私が部屋全体を冷たくするために買った大き目のLuftkühlerは次の記事で紹介しています。
大型冷風機のレビュー

INFRAY 小型冷風機のメリット・デメリット
- メリット
- 加湿器としても使える
- コンパクトで消費電力も少ない
- 部分的に空気を冷やしてくれる
- 空気を綺麗にしてくれる
- タイマー機能がついてるので就寝中も仕様可
- デメリット
- 部屋全体は冷たくならない
- 風の強さは扇風機・クーラーに比べ弱い
- 水/氷水の補給が必要
まとめ
いかがでしょうか?
ドイツでの暑さ対策に、水蒸気の出る冷風機(Luftkühler)は最適です!
私もこの冷風機を使用してから、毎日快適に過ごすことが出来るようになりました。というのも、ドイツは一日の中で午後(特に夕方)が一番暑い時間帯になるのですが、この午後でさえ暑さに悩まされず過ごせるようになったんです!
冷風機を試す前は、正直冷風機で涼しくなるわけがないと半信半疑でクーラーばかり探していたんですが..なにせクーラーが高い!しかも日本のような壁に穴あけて取り付けるクーラーって身近な物じゃないんですよね。ほとんどのクーラーは窓側にスペースが必要で、窓からパイプを出して温風を外に出しているというタイプのクーラーがほとんど。
価格と不便さを考えたところ、アマゾンなら送料無料で冷風機がどれくらいのものか試せるんじゃ…なんていう悪い考えから簡単にポチッとしてしまいましたが、これが大正解!
ぜひ皆さんも試しに冷風機を試してみて下さい!
この小型冷風機を試してみたら、きっと次の記事で紹介する大型冷風機
も買いたくなると思います。
よければ次の記事も読んでいただけると幸いです。
▼ あわせて読みたい


最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/
コメントを残す