海外在住者にとって悩みの種でもあるのが、毎日の料理作りではないでしょうか?
引越しして来てすぐの時は特に、現地ではどんな食材や調味料があるのか、またその値段はどれくらいなのか分からない状態だと思います。
しかし最近は日本食ブームのおかげで、割と海外でも日本の調味料や食材を手に入れることは可能なのですが、割高のため毎日日本食を作れるとは限りません。
また、全ての日本食材がある訳ではないので作れるメニューも限られています。
私もドイツに住んでおり、日本人の多いデュッセルドルフまで電車で15分程の所に住んでいるため日本食材を手に入れることは可能です。
しかし往復に12ユーロの交通費と毎日の食材購入の手間を考えた場合、結局落ち着くのがドイツのスーパー。
また国際カップルの場合、これまでの食生活の違いから共通の食べられる料理に限りがあったりします。日本でも言えることかもしれませんが、毎日献立を考えるのは大変なこと!そんな時のためのいいアイデア、考えました!
特に、国際カップルにおすすめします。
私自身も国際カップルの一人で、ドイツ人彼氏との献立を考えるのは数式を考えるより難しいくらい。
喧嘩予防にもなりますし、国際カップルじゃなくても海外在住の方であれば、これさえあればストレスが少しは改善されるのではないでしょうか。
海外での食料品事情
住む国・町によって大分変ってくるかと思うのですが、私の住んでいるドイツでは日本食を手に入れることはほぼ可能だと言っていいと思います。
ドイツには「リトル東京」と言われている日本人や日系企業の多いデュッセルドルフという町があり、他の町に比べてもアジアのスーパーマーケットは多いし店舗も大きいです。
日本食レストランも多いですし、どうしても日本食が食べたいという人はデュッセルドルフで住むことをおすすめします。
私は調味料のみデュッセルドルフで調達し、日々の食材は家の近くのスーパーで済ませています。
現在は一人でご飯を食べているため同じような献立が続いたり、適当なもの作ってパーッと食べているのですが、家族やパートナーがいる方にとっては献立を考えるのは一苦労だと思います。
特にパートナーが違う国籍の場合、食べられる食材や味付けの好みが全く違う場合があります。
アジア人同士なら問題は少ないかもしれませんがヨーロッパや欧米人など全く違う場合、薄口が好きな日本人とファーストフードのような濃い味付けに慣れている外国人の感覚は全く違います。
国籍の違う私とドイツ人彼とのトラブルを例として紹介します。
彼:何でもいいよ~。
私:食べたいもの本当に何もないの?じゃあオムライスでいい?
彼:昨日もお米食べた。
私:・・・。(何でもいいって言ったじゃん。)
肉とか魚とか大まかなカテゴリーでもいいから何か希望ないかなぁ?
彼:何でもいいよ~。
私:・・・。
ただでさえ好き嫌いの多い彼なのですが、食べたいものの希望も基本ないんです。
私が食べたいものでいいよって言ってくれるんですが、いざ提案してピンと来なかった場合は断られることも。
そのために肉・パスタ・魚などのカテゴリーに分けてから考えるようにしているのですが、やはり考えるのも一苦労。
私が何が作れるか彼もまだ全て把握していないだろうし、好き嫌いのはっきりしているドイツ人を相手にするのはやはり大変。
こんな時、日本人って食べられるものの範囲広くて本当応用力すごいなって思う。
以前まだ友人関係だった時に一緒に住んでいたことがあり、友人同士の関係でさえ一緒に食べる場合には上記のようなトラブルが頻繁にありました。
今後一緒に住む予定もしているので、些細なことですが毎日のこと。喧嘩しないためにも改善策を考えました!ストレスを貯めず、喧嘩をしないための改善策とは?

ストレスを貯めないための方法とは
解決方法は、オリジナルのメニューを作ることです。
食事に関して、優柔不断でもある私達。
しかしレストランに行くと彼は料理を決めるのが速いのです。
何が食べたいかイメージが付かないため答えが出ないのです。それならヒントを視覚で与えればいいのです。
こちらが私が作っているメニューの目次です↓
メニューを作る時のポイントとしては、
- 食材での大まかなカテゴリーに分ける
- イメージできる絵や説明があるといい
- 日本語の翻訳も付けておく
こちらがカテゴリー分けをした後の詳細ページです↓
まだ製作途中ですし、今後メニューも増えていくため空欄もありますが。
カテゴリー分けはレストランでもよくありますよね。
例えば、カテゴリー「前菜」にスープやサラダ、「パスタ料理」にカルボナーラなど。
「前菜」というように大まかにカテゴリーを分けすぎると決めかねにくくなるので、食材でカテゴリー分けをするといいと思います。
最後に
国際カップルに関わらず、海外で生活している方にとっては毎日の献立を考えるのは一苦労なもの。
その原因にはやはり欲しい食材が手に入らなかったり、日本の食材だと価格が高いため購入を控えているなどが関係しています。
頑張って海外のご飯を食べていても、いつか日本食が食べたくなる日が必ず来るもの。
海外でも作れるものをメモしておくという意味でも、オリジナルのメニューを作ってみてはいかがでしょうか?
当ブログでも、ドイツで作れる簡単料理を今後どんどん紹介していきたいと思います。
コメントを残す