この記事は、特にドイツで留学したいという人向けの内容になります。
ドイツで留学が決まった時にしないといけないことが、ドイツでの滞在許可(ビザ)の手続き。
その中で必要になってくるのがSperrkonto(英語:blocked account)と言われる、閉鎖口座と健康保険です。
さらに、これまでは毎月720ユーロ(1年間8,640ユーロ)でよかったところが、2019年9月以降にビザ申請される方は、毎月853ユーロ(1年間で10,236ユーロ)が必要になってきます。
英語ですが、詳しくはこちらに載っています。
金額の切り替わりが少し難しいところですね。2019年9月より前に閉鎖口座を作られる方は管轄の外人局に事前に確認するようおすすめします。
また、ビザ申請時に必ず必要なのが健康保険の加入証明書。
更にはドイツで普通口座も作らないといけなかったりと面倒なことがたくさん。
そんな手間と不安を省いてくれる、閉鎖口座と健康保険を同時に申し込めるのが今回紹介するExpatrioの「Value Package」!
閉鎖口座のみの申し込みはこちら↓

Expatrioとは
Expatrioは、オンラインで閉鎖口座を作れるところとして有名です。
しかしExpatrioが取り扱っているのは閉鎖口座だけではありません。ビザ申請時に必要な健康保険も取り扱っています。
この度、閉鎖口座と健康保険、さらに複数の特典がついた「value Package」という商品もでき、知名度だけでなく利便性も上がってきているベルリンにある会社です。
Expatrioは渡航前でも申し込みができ、対応が早いところが特徴です。ドイツ大使館でも推薦されている会社なので安心ですね。
※2019年7月に社名を改名され、X-patrioから「Expatrio」に変わっています。
(2019年8月時点:Expatrioホームページより)
Expatrioの主な特徴:
- カスタマーサービスの対応が速い
- 開設までがオンライン上のみで速い
- 次にどうしたらいいのかメールで随時連絡くれる
- 英語・ドイツ語での対応が可能(英語の方が多いかも?)
- N26やnorisbank、Transferwiseとの連携がされている
私が特に感じたのは、対応の速さです。
電話・メールでの問い合わせが可能で、ドイツ語・英語に対応しています。
Value Packageとは
「Value Package」には、以下の6点が含まれています。
- 閉鎖口座(Blocked Account)
- 銀行口座(Current Bank Account)
- 収入保険(Incoming Insurance)
- 公的健康保険(Public Health Insurance)
- 個人賠償責任保険(Private Liability Insurance)
- 留学証(International Student Identity Card (“ISIC”))
ビザ申請時に必要な閉鎖口座と健康保険に加え、個人賠償責任保険や留学証がついてくるのが魅力的です。
特におすすめなのが、これからドイツの大学で留学しようと考えている人です。
この公的健康保険(Public Health Insurance)はドイツで一番いいと言ってもいい保険会社、TK(Techiniker Krankenkasse)のもので、大学ビザを取得する際に必須となります。
MIZUKI
また、個人賠償責任保険はドイツではとても重要な保険です。
例えば、店に展示している高価なガラスの時計を壊してしまった場合や、友達のソファにワインをこぼしてしまった、WGの床に穴をあけてしまったなど、日常に起こりうる損害を保証してくれるのが個人賠償責任保険です。1000ユーロの花瓶を壊してしまった場合、自分で支払えますか?
⑥つめの特典、ISICを使用すると、130か国以上で150,000の特典を利用できるようです。これはビザ申請に必須のものではないですが、ヨーロッパの中心にあるドイツにいれば海外旅行することも多いはず。あれば便利ですね。
英語になりますが、各項目の詳細はExpatrioのホームページFAQ内にも書かれています。
Value Packageの申込み方法
Expatrioのホームページ上にある「Value Package」を押します。
すると次のような画面になります。
Value Packageの中身の説明と、「既にExpatrioのアカウントを持っていますか?」と聞かれます。持っていればYes、なければNoです。
次にドイツで何をしたいか聞かれます。
閉鎖口座が必要な多くの人はドイツで留学したい人がほとんどだと思います。「student」を選びましょう。
次に国籍を聞かれます。「Japanese(日本人)」を選びましょう。
次は年齢です。該当する年齢枠を選びましょう。
※年齢によって少しだけですが金額が変わるようです。年齢は変えることができませんので金額は気にせずに。
次に大学の学期数について聞かれます。
4年生大学であれば8学期(8ゼメスター)がほとんどです。14以上の学期になることはかなりまれなはずなので「Less than 14 semesters」を選びましょう。
次に「ドイツに到着する日付」と「大学が始まる日付」について聞かれます。
次にクーポンのコードを聞かれます。
いつまでキャンペーンをされているのかわかりませんが、2019年8月時点では「FREEBA19」を入れることによって閉鎖口座のセットアップが無料になるようです。
クーポンコードがある場合は入力して下さい。なければNEXTです。
※クーポンコードExpatrioのホームページで随時確認してください。
次にTKの番号をすでに持っている人はここに番号を書きます。初めて利用する方は「I don’t have a TK number」を選んでください。
ここまで入力すると、閉鎖口座が必要ですと言われます。
ここで「①何ヶ月分必要なのか」「②ひと月の金額はいくらなのか」「③追加のデポジットが必要かどうか」に答えてください。
1年分であれば「①12」、2019年9月以降ビザ申請する場合は毎月853ユーロになるので「②853ユーロ」、③については「no」か「I don’t know」を選びます。
すべて選び終えると、左側の黄色文字の金額がドイツに到着してから大学が始まるまでの金額、右側の緑色の金額が大学開始以降にかかる金額が表示されます。
※下の画像はサンプルですので金額は気にしないでください。
金額を知ったところで、次に個人情報の入力です。各項目を英語で入力してください。
次にパスポートの写真を添付し、「パスポート番号」を記入します。
次にどこの国から移住してくるのか聞かれます。たいていの人は日本だと思うので、「Japan」を選びます。
次にドイツの住所について聞かれます。
次にドイツの大学の情報を記入します。
次は健康保険についての質問です。
終わりに近づいてきました。
この後サマリー、そして内容確認が来ます。すべて内容を確認した後、サインをします。
登録は以上です。お疲れさまでした!
ここで朗報です♪
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詳しくはこちらの記事にて

まとめ
ビザ申請で何より大切なのが閉鎖口座と健康保険の加入です。
そして、加入している期間分のビザが貰えると思った方がいいです。
今回紹介したExpatrioのValue Packageですが、ビザ申請に必要なものがすべてセットになっています。
各々申し込むとかかってくる費用が、1つにまとめることによってコストを抑えることができます。Expatrioによると、合計で約230ユーロを節約することができるようですよ!
あちこちと手をつけるより、1つにまとめておくと面倒さも不安も減りますね。
こちらの記事内にある各リンクからお申込みいただけると嬉しいです。
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この記事が皆さんの役に立ったことを願います。ビザの申請、頑張ってください(^^)/
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